official575’s blog

ミニマリスト夫婦の日常

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アカシアの蜜塗るはカシミアの袖(真打)

ルシアンペラフィネのカシミアのセーターを見つけた。 胸に白い楓の刺繍で全体が黒でメンズのXS。 一目で気に入った。 中古で7,000円。 試着するとピッタリでこの肌触り。 これぞ探していたクオリティ! ??? 二の腕あたりに虫食い… 1つ、2つ、手首あたり…

薄衣アメリカ山は歩けない(真打)

思い切って横浜に行ってみた。 どこにも立ち寄らず、ひたすら歩き続けた。 表通りを一本入ったら、ひっそりと営業中の何軒か。横目でも満席が分かる。 〝もし、あなたが何もせずに午後をすごせるならば、あなたは生きる方法を学んだことになる〟 みなちゃん…

 花まつり中止の道やチューリップ(序の口)

「イベント中止のお知らせ」 どこもかしこもで気が滅入る。 この会場も例外ではなく、分かってはいても…である。 と思ったら、綺麗なチューリップが咲き誇る。 チューリップの花は生命力に満ちている。

気やすめのマスクを外す子供の日(真打)

マスクをしてない私の横を、マスクをした男性が咳払いをして通り過ぎる。 何人めかで気づいた。 おそらくマスクの必要性を感じていない人が、マスクしている人に、マスクの効果は低いから大して変わらない、と主張することはないだろうな。 公園では、親がマ…

ウィルスを流す穀雨の晴れ間かな(序の口)

いつも時間があれば、近所の駅前のモールへ散歩へ行っていた。 今は自粛休業。 なんにもする事ない。 今日は穀雨、実りの雨。 作物に元気を与える雨が、ウィルスを洗い落とし 人にとっても実りの雨になればいいのに… 雨が上がったら、少しだけ散歩行こうかな…

緊急宣言さくら衣のほつれ縫い(真打)

お金があっても買うものがない 時間があってもやることがない 縫い物が好きなことを思い出して、古着を引っ張り出して、ぐし縫いでリメイク。 悦に入る。

コロナより口撃防ぐマスクなり(序の口)

マスクがウィルス対策に有効だとは思っていない。 しかし、今はマスクが外出の免罪符と化している。 免罪符を持っていないと他人から口撃されてしまう。 歳を取るにつれ、自分の常識が絶対となる。 それは私も同じこと。意地を張るのはやめて、せめて店内で…

沈丁花人っ子ひとり見当たらず(真打)

コメントなし

自粛後の閉店セール花の雨(序の口)

「コロナが落ち着いたら食べに行こう」と娘と話していたビュッフェのお店の看板がなくなっていた。 注意して他の店にも目をやると、臨時休業の案内が並ぶお店のなかに 閉店のお知らせがまぎれていた。 ふと思う。 やる事がないとボヤくのは、贅沢と幸せの象…

定年の予行練習堤焼く(真打)

緊急宣言で自宅待機。 当たり前だった出社が途切れる。 もともと綺麗好き。 数年前から就活も進んでミニマリスト。 部屋の掃除もすぐ終わる。 今日は何しよう。パソコン画面は見たくない。 スピーカーからの音に耳も疲れ気味。 時間ばかりができて、やること…

老犬の背に散り初めし桜かな(序の口)

去年の春「今年で最後かも」と、15歳の飼犬と桜を見に行った。 あれから1年、また新しい桜を一緒に見ることができた。 日に日に見えなくなるその目には、多分桜は映っていないのだろう。 足腰も弱って尻もちをつくことが多くなった。 本当にこれが最後の桜か…

惜春や転職5回の殴り書き(真打)

何人の履歴書を受け取ったことか。 何人の不採用通知を出したことか。 何人の給与計算をしたことか。 何人の退職手続きをしたことか。

感染の真偽まどわす四月馬鹿(序の口)

エイプリルフールに発信される毎年恒例の企業の悪戯は自粛が多数となった。 ケンタッキーの「骨だけバレルを販売します」とか、結構面白かった。 今年はデマの氾濫を防ぐということで、監視体制を強めようという動きもあるらしい。 監視って主体はどこなんだ…

弥生の句(一覧)

真打 原句 修正後 添削者ID 桜隠しシリコンの枝凍えたり 里帰り控えてくれと毒菌 沈黙の羊の毛刈る腫瘍かな 香港のエスカレーター石鹸玉 アルバムをめくる手の甲麻疹痕 「暖かくなり」は浅蜊の催促 卒業の廊下に響くおのまとぺ 序の口 原句 修正後 添削者ID …