official575’s blog

ミニマリスト夫婦の日常

2020-01-01から1年間の記事一覧

むせ返るクールビズの日ムヒを塗り(真打)

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再開のコートに立てり風薫る(序の口)

本当に久々にテニスができた。 外のコートなので、個人利用に限り 6月から再開となった。 一番良い季節にずっとできなかったが 、おかげさまでとても気持ちの良い日となった。 娘夫婦も楽しそうで、なぜか上手くなっていた。 若いっていうのはすごいな。 若…

皐月の句(一覧)

真打 原句 修正後 添削者ID うなだれる我に舌出す青葉騒 夏安居一億人の修行僧 借金を残す遺影に落雷や 原材料トップは砂糖春の闇 短夜の三田佳子氏は不倫役 さみだるるウィルスのせい店閉まう ゴールデンウィークひたすら潜りけり 普段着にこそ香水を母便り…

老犬の足はスタスタ青葉かな(序の口)

最近、我が老犬の足取りが軽い。 何度も尻持ちをつくのだが、それでも公園ではスタスタ歩く。 公園の青葉からエネルギーをもらっているのか、それとも見守ってくれているのか。

うなだれる我に舌出す青葉騒(真打)

仕事で失敗をした。 これまでなら、落ち込んで、ミスの分析、改善策を立て… でもなぜか今回、仕事のスタンスを変えようと思い立った。 私ももう55。 いいんじゃないかな。 世情のおかげかもしれない。 普段どんなこともポジティブに考えるよう奨励されてる…

夏安居一億人の修行僧(真打)

コメントなし

借金を残す遺影に落雷や(真打)

義父は、見栄張りの法螺吹きな 人だった。 借金は億を超え、自宅も差押え。 長男だった夫のところにも督促状が届いた。 身重だった私は、産まれてくる子供のために必死でお金を貯めていたが、これはそのうち借金のカタになるだろうと思っていた。 それでも盆…

原材料トップは砂糖春の闇(真打)

3段切れは怒りの表れ。 精悍な佇まいの抹茶やさん。 本格わらび餅だと思って買った。 待ちきれずバス停に座り込んで広げる。 食べた途端、ん? 妙な柔らかさ、甘さ。 慌ててパッケージの裏を見ると、でんぷん粉だのトレハロースだの…わらび粉の文字すら見当…

短夜の三田佳子氏は不倫役(真打)

脇役の演技は、主演のときと変わらず圧倒的であった。 以前トーク番組で、 好きで女優をやっといるが、女優としての価値のために、報酬は出来るだけいただきたい とおっしゃっていた。 子育てを終え、社会復帰のために職を探していた私に励みとなる言葉だっ…

さみだるるウィルスのせい店閉まう(真打)

自由が丘の好きなお店に行った。 閉店していた。 しかも貼り紙はまだ、 入店の際には消毒にご協力ください とあった。 もう二度とあの店には行かれないのだ。

ゴールデンウィークひたすら潜りけり(真打)

南国の海を潜っていたなら良いのだけど。 泳げないのに潜水士の資格を持っている私と、GWなのにステイホーム週間の世情をかけました。

夏めく日老犬の牙抜け落ちて(序の口)

愛犬のケージを掃除していたら、なにやら欠片が落ちている。 よく見ると牙だ。 本当におじいさんになってしまったね。 元気だったころにもっと遊んであげればよかったな。 すっかり夏らしくなってきた。 活動的な季節になるのだけれど、 この夏は乗り越えて…

普段着にこそ香水を母便り(真打)

おしゃれ談義は色や柄、好きと似合うとは違う、などいろいろ。 香水は、普段着やプチプラコーデのときに纏う。 パーティドレスやモード系のときは、それだけで充分おしゃれだから、Tシャツやジーンズのとき、香水で全体の格を上げる。 そうすることで、身に…

若草や老犬の綱緩めたり(序の口)

人にとって気持ちいい季節は動物にとっても気持ちが良いのだろう。 日に日に衰えていく我が家の老犬も気持ち良いのだろうか。 誰もい早朝の公園でリードを外して遊ばせた。 かなり目が見えなくなってきたらしく、あちこちにぶつかり、 後脚には力が入らず、…

定番に背いた夫の夏料理(真打)

一日一食にしてから3週間が経った。 体重計がないから分からないが、おそらく痩せた。 体調もいい。 そして、 大抵は朝ごはん一食なのだか、すこぶる美味しい。 我が家のフルコースの例を。 レモン水コップ一杯、生野菜ジュース半杯、自家製お味噌の具沢山…

東屋の染みは消えつつ風薫る(序の口)

いつもの二万歩の散歩の途中、東屋で一休み。 午前中から日差しが強く、日陰は心地よい。 持参したレジャーシートを図々しくも広げ、少し横になり天井をじっと見ていた。 色んな雨染みがあった。 このところの晴れ間続きと強くなった日差しで染みは少しずつ…

卯月の句(一覧)

真打 原句 修正後 添削者ID アカシアの蜜塗るはカシミアの袖 薄衣アメリア山は歩けない 気休めのマスクを外す子供の日 緊急宣言さくら衣のほつれ縫い 沈丁花人っ子ひとり見当たらず 定年の予行練習堤焼く 惜春や転職5回の殴り書き 序の口 原句 修正後 添削者…

アカシアの蜜塗るはカシミアの袖(真打)

ルシアンペラフィネのカシミアのセーターを見つけた。 胸に白い楓の刺繍で全体が黒でメンズのXS。 一目で気に入った。 中古で7,000円。 試着するとピッタリでこの肌触り。 これぞ探していたクオリティ! ??? 二の腕あたりに虫食い… 1つ、2つ、手首あたり…

薄衣アメリカ山は歩けない(真打)

思い切って横浜に行ってみた。 どこにも立ち寄らず、ひたすら歩き続けた。 表通りを一本入ったら、ひっそりと営業中の何軒か。横目でも満席が分かる。 〝もし、あなたが何もせずに午後をすごせるならば、あなたは生きる方法を学んだことになる〟 みなちゃん…

 花まつり中止の道やチューリップ(序の口)

「イベント中止のお知らせ」 どこもかしこもで気が滅入る。 この会場も例外ではなく、分かってはいても…である。 と思ったら、綺麗なチューリップが咲き誇る。 チューリップの花は生命力に満ちている。

気やすめのマスクを外す子供の日(真打)

マスクをしてない私の横を、マスクをした男性が咳払いをして通り過ぎる。 何人めかで気づいた。 おそらくマスクの必要性を感じていない人が、マスクしている人に、マスクの効果は低いから大して変わらない、と主張することはないだろうな。 公園では、親がマ…

ウィルスを流す穀雨の晴れ間かな(序の口)

いつも時間があれば、近所の駅前のモールへ散歩へ行っていた。 今は自粛休業。 なんにもする事ない。 今日は穀雨、実りの雨。 作物に元気を与える雨が、ウィルスを洗い落とし 人にとっても実りの雨になればいいのに… 雨が上がったら、少しだけ散歩行こうかな…

緊急宣言さくら衣のほつれ縫い(真打)

お金があっても買うものがない 時間があってもやることがない 縫い物が好きなことを思い出して、古着を引っ張り出して、ぐし縫いでリメイク。 悦に入る。

コロナより口撃防ぐマスクなり(序の口)

マスクがウィルス対策に有効だとは思っていない。 しかし、今はマスクが外出の免罪符と化している。 免罪符を持っていないと他人から口撃されてしまう。 歳を取るにつれ、自分の常識が絶対となる。 それは私も同じこと。意地を張るのはやめて、せめて店内で…

沈丁花人っ子ひとり見当たらず(真打)

コメントなし

自粛後の閉店セール花の雨(序の口)

「コロナが落ち着いたら食べに行こう」と娘と話していたビュッフェのお店の看板がなくなっていた。 注意して他の店にも目をやると、臨時休業の案内が並ぶお店のなかに 閉店のお知らせがまぎれていた。 ふと思う。 やる事がないとボヤくのは、贅沢と幸せの象…

定年の予行練習堤焼く(真打)

緊急宣言で自宅待機。 当たり前だった出社が途切れる。 もともと綺麗好き。 数年前から就活も進んでミニマリスト。 部屋の掃除もすぐ終わる。 今日は何しよう。パソコン画面は見たくない。 スピーカーからの音に耳も疲れ気味。 時間ばかりができて、やること…

老犬の背に散り初めし桜かな(序の口)

去年の春「今年で最後かも」と、15歳の飼犬と桜を見に行った。 あれから1年、また新しい桜を一緒に見ることができた。 日に日に見えなくなるその目には、多分桜は映っていないのだろう。 足腰も弱って尻もちをつくことが多くなった。 本当にこれが最後の桜か…

惜春や転職5回の殴り書き(真打)

何人の履歴書を受け取ったことか。 何人の不採用通知を出したことか。 何人の給与計算をしたことか。 何人の退職手続きをしたことか。

感染の真偽まどわす四月馬鹿(序の口)

エイプリルフールに発信される毎年恒例の企業の悪戯は自粛が多数となった。 ケンタッキーの「骨だけバレルを販売します」とか、結構面白かった。 今年はデマの氾濫を防ぐということで、監視体制を強めようという動きもあるらしい。 監視って主体はどこなんだ…