official575’s blog

ミニマリスト夫婦の日常

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

うなだれる我に舌出す青葉騒(真打)

仕事で失敗をした。 これまでなら、落ち込んで、ミスの分析、改善策を立て… でもなぜか今回、仕事のスタンスを変えようと思い立った。 私ももう55。 いいんじゃないかな。 世情のおかげかもしれない。 普段どんなこともポジティブに考えるよう奨励されてる…

夏安居一億人の修行僧(真打)

コメントなし

借金を残す遺影に落雷や(真打)

義父は、見栄張りの法螺吹きな 人だった。 借金は億を超え、自宅も差押え。 長男だった夫のところにも督促状が届いた。 身重だった私は、産まれてくる子供のために必死でお金を貯めていたが、これはそのうち借金のカタになるだろうと思っていた。 それでも盆…

原材料トップは砂糖春の闇(真打)

3段切れは怒りの表れ。 精悍な佇まいの抹茶やさん。 本格わらび餅だと思って買った。 待ちきれずバス停に座り込んで広げる。 食べた途端、ん? 妙な柔らかさ、甘さ。 慌ててパッケージの裏を見ると、でんぷん粉だのトレハロースだの…わらび粉の文字すら見当…

短夜の三田佳子氏は不倫役(真打)

脇役の演技は、主演のときと変わらず圧倒的であった。 以前トーク番組で、 好きで女優をやっといるが、女優としての価値のために、報酬は出来るだけいただきたい とおっしゃっていた。 子育てを終え、社会復帰のために職を探していた私に励みとなる言葉だっ…

さみだるるウィルスのせい店閉まう(真打)

自由が丘の好きなお店に行った。 閉店していた。 しかも貼り紙はまだ、 入店の際には消毒にご協力ください とあった。 もう二度とあの店には行かれないのだ。

ゴールデンウィークひたすら潜りけり(真打)

南国の海を潜っていたなら良いのだけど。 泳げないのに潜水士の資格を持っている私と、GWなのにステイホーム週間の世情をかけました。

夏めく日老犬の牙抜け落ちて(序の口)

愛犬のケージを掃除していたら、なにやら欠片が落ちている。 よく見ると牙だ。 本当におじいさんになってしまったね。 元気だったころにもっと遊んであげればよかったな。 すっかり夏らしくなってきた。 活動的な季節になるのだけれど、 この夏は乗り越えて…

普段着にこそ香水を母便り(真打)

おしゃれ談義は色や柄、好きと似合うとは違う、などいろいろ。 香水は、普段着やプチプラコーデのときに纏う。 パーティドレスやモード系のときは、それだけで充分おしゃれだから、Tシャツやジーンズのとき、香水で全体の格を上げる。 そうすることで、身に…

若草や老犬の綱緩めたり(序の口)

人にとって気持ちいい季節は動物にとっても気持ちが良いのだろう。 日に日に衰えていく我が家の老犬も気持ち良いのだろうか。 誰もい早朝の公園でリードを外して遊ばせた。 かなり目が見えなくなってきたらしく、あちこちにぶつかり、 後脚には力が入らず、…

定番に背いた夫の夏料理(真打)

一日一食にしてから3週間が経った。 体重計がないから分からないが、おそらく痩せた。 体調もいい。 そして、 大抵は朝ごはん一食なのだか、すこぶる美味しい。 我が家のフルコースの例を。 レモン水コップ一杯、生野菜ジュース半杯、自家製お味噌の具沢山…

東屋の染みは消えつつ風薫る(序の口)

いつもの二万歩の散歩の途中、東屋で一休み。 午前中から日差しが強く、日陰は心地よい。 持参したレジャーシートを図々しくも広げ、少し横になり天井をじっと見ていた。 色んな雨染みがあった。 このところの晴れ間続きと強くなった日差しで染みは少しずつ…

卯月の句(一覧)

真打 原句 修正後 添削者ID アカシアの蜜塗るはカシミアの袖 薄衣アメリア山は歩けない 気休めのマスクを外す子供の日 緊急宣言さくら衣のほつれ縫い 沈丁花人っ子ひとり見当たらず 定年の予行練習堤焼く 惜春や転職5回の殴り書き 序の口 原句 修正後 添削者…